📓 エンジニアスキルの詳細
それぞれのスキルを満たすために、具体的にどんなことができていれば良いのかをチェックリスト形式で記載しています。
全てにチェックが入らなければ通過できないという訳ではないですが、スキル通過申請シートを提出する前の目安にしてください。
スキル1:確動性が高いか?
✅ 頼んだことをミスなく、確実に遂行できる
- 今の自分にできることをミスなく確実に遂行できること
- 「速いか遅いか」は、ここでは関係ありません
- 相手の意図を正確に把握し、求めていることを確実に遂行できること
- 今の自分にできないことは「できない」と伝えることができること
✅ 一人でも着実に仕事を進められる
- 受動的ではなく能動的に動き、誰かからの指示がなくとも着実に成果を出せること
- 「一人で全てを解決できるスーパーエンジニアになる」という訳ではありません
✅ 過去の失敗から学び、同じ失敗をしない
- 失敗を受け入れ原因を理解し改善する、というサイクルを回せていること
- 過去のやり方や考え方に固執せず、変化し続けられていること
スキル2:技術者として慣れているか?
✅ 実装が速い
- 相対的に見て、同じプロジェクトの一人前エンジニアと同程度の速度が出せていること
- 得意分野や苦手分野を考慮せず、業務全体を通して同程度の速度が出せている必要があります
- 設計や実装で何か問題が起きた際に、素早く必要な対応を取れること
- 手を止めず、少しずつでも問題解決に向けて進んでいれば、対応を取れていると考えて問題ありません
- 仮にどうしても一人で解消できない問題が起きた場合は、他人と協力して問題解決に取り組めていれば問題ありません
スキル3:学習意欲、能力が高いか?
✅ スキルアップのために勉強、努力している
- 個人の時間でも何かしらの勉強や努力をしていること
- 現状に満足せずに学び続けるという習慣がついていること
- インプットだけで終わらず、実際の仕事に取り入れたり記事を投稿したりと、アウトプットまでできていること
- 過去の自分と比較して、できることが増えていること
スキル4:質の高い開発ができるか?
✅ 将来のことまで考慮された、先を見越したもの作りができる
- 変更容易性が高く、技術負債になりにくいコードを書けること
- 開発に限らず、先を見越した提案ができること
- 他の人も気づかないような盲点に気づき、事前に防げること
✅ 既存の技術負債を改善できる
- ボーイスカウトルールを忘れず、コーディングに取り組んでいること
- 既存の問題点を発見し、どうすれば良いのかを考え、改善することができること
スキル5:チームで成果を出せるか?
✅ チームに欠かせない存在になっている
- 仕組みの改善等、チーム全体を底上げする働きをしていること
- 自分が居なくなると、チームの成果や成長が止まるくらい重要な存在になっていること
- チームの雰囲気が悪くなったり、他のメンバーが気を使ったりすることがなく、周りに負荷を与えていないこと
- 問題が起きた時、不満を口にするだけでなく、積極的に提案を行い解決しようと取り組んでいること
✅ 適切に他者とコミュニケーションを取れる
- 端的に要点をまとめて意見を伝えたり、質問に答えられる
- 自分の要望を伝えて他者の協力を得られる
- 利害や優先順位が異なる人の意見をまとめて、開発を円滑に進められる
- 相手に不快感を与えないコミュニケーションを取れる